自転車安全教室
2025年 7月16日(水)、綾瀬警察の皆さま、足立区役所の皆さまにお越しいただき、自転車安全教室が行われました。この自転車安全教室は、自転車の安全な乗り方や交通ルールを学ぶことで、安全に楽しく乗ることを目的としており、本校では、子どもの自転車事故を防止するための活動として、3年生を対象にした自転車安全教室を毎年実施しています。


当日の準備やお手伝いのために、18名の保護者の皆さまに集まっていただき、自転車の搬入から会場準備、子どもたちの自転車走行中の声掛け指導、片付けと、たくさんご協力いただきました。本当にありがとうございました。
学年全体への交通安全指導
はじめに警察官の方より『自転車安全利用五則』をご説明いただき、その後、交通安全のDVDを鑑賞しました。



また警察官の方によるお手本走行をしていただきました。
分かりやすいご説明と共に、安全確認の仕方を実際にお見せいただき、子どもたちの理解も深めることができたのではないかなと思いました。



学年全体への交通安全指導が終わった後は、体育館での実技テスト組と、教室での筆記テスト&自転車免許証用の写真撮影組とに分かれ、活動しました。
実技テスト
実技テストスタート地点では、自転車にまたがり、【右・左・右・右後方】を目視し安全確認をします。右左右の後の【右後方】は本当にとても大切ですよね。実際の運転時もしっかりと安全確認をしていきましょう。



自転車横断帯の設置が有る、無いでは渡り方が異なりますが、どちらもしっかり教えていただきました。歩行者がいる横断歩道(自転車横断帯の設置が無い)では、自転車から降り、青信号になったら安全確認をし、歩行者の通行を妨げることがないよう注視ながら、自転車を手で押して歩き、横断します。



実技コースの終盤には、一定間隔に立っているポールがあり、蛇行走行でゴールへ進みます。



各ポイントにいる警察官の方やお手伝いに来て下さった保護者の方より、安全運転のための行動指示をいただきながら、子どもたちは真剣に安全確認をしてゴールまで進みました。無事にゴールできた子どもたちの顔からは笑顔があふれていました。
筆記テスト&写真撮影
教室では筆記テストを行いました。DVDで見た内容の確認テストとなっており、〇✖で回答形式の問題が10問出題されていました。また足立区役所交通対策課の方による自転車免許証用の証明写真もあり、運転免許証の撮影場のような雰囲気の中、順番に撮影を行っていました。



実技テスト、筆記テストを経て、自転車安全教室を修了した子どもたちには、自転車の安全利用と無事故を願って、子ども自転車免許証を交付されます。
本物の運転免許証さながらの「足立区自転車安全運転免許証」の交付が楽しみですね。
自転車ルールを守ることは命を守ることとも言えます。相手も自分も守るためには、交通ルールをみんながしっかり守る必要があります。
3年生の皆さん。この教室で学んだ自転車安全利用五則をはじめとする交通ルールをしっかりと守り、安全に自転車運転をしてくださいね。