5月の土曜登校日に、今年度最初の学校公開がありました。
3月まで幼稚園や保育園で過ごしていた児童も立派な1年生になり
授業では先生の話を一生懸命に聞いていました。
まだ1ヶ月とちょっと。
保護者の方々もまだ期待と不安が入り混じっていたのかもしれません。
他の学年と比べて1年生の教室前が一番混雑していました。
幼さは残っていても小学生の顔付きになって
ノートを取ったり、映像教材を見ながら粘土細工をする児童の姿を見て
これから6年間の学校生活が少し想像できた方もいらしたのではないでしょうか?
学年が上がってくると、授業中もパソコンを使って調べたりまとめたりする時間がありました。
デジタルネイティブである今の小学生には当たり前かもしれませんが、
親の世代が小学生だった頃は想像していなかった光景でした。
国語や算数といった教科に加え、早い段階からデジタルリテラシーを正しく学ぶ必要性を実感しました。
3時間目になると、非常ベルが鳴りました。
地震が発生した時の訓練です。皆、机の下に潜ります。
体がすっぽりと机に入る1年生と比べて、上級生達は手足が長く机の下は少し窮屈そう。
それでも放送や先生のご指示を静かに聞き、今すべきことに集中していました。
放送に従い、校庭で待機していた保護者達は、階段での混乱を避けるためでしょうか、
学年毎の階段を使用して教室に向かい、兄弟がいる場合は年上の児童から引き渡しを受けます。
先生:「この人は誰ですか?」
児童:「この人は私のお母さんです」
教室の扉に保護者の顔を見つけた児童がホッとした表情で先生に告げます。
普段の様子と、真剣に訓練に取り組む姿勢の両方を見ることができました。
学校公開、および引き渡し訓練に参加いただいた保護者の皆様、
ご指導くださった先生方、周辺の皆様、ご協力ありがとうございました。