コロナ後、再び恒例行事となった給食試食会。今年度は9月18日に、那須甲子自然教室に行っていた5年生の教室をお借りして行われました。
1年生保護者と乳幼児のお子さんが参加し、5年4組の教室が満席になるほどの賑わいとなりました。
受付とレシピカード
まず受付では、足立区より配布されているカラフルなレシピカードが数種類用意され、参加者は自由に持ち帰ることができました。家庭での食事づくりにも役立つ素敵な資料です。皆さん興味深く手に取っていました。


栄養士の金子先生によるお話
教室では、金子先生からスライドと動画を用いて、給食や食事についてのお話を伺いました。
毎日の給食がどのように作られているかよくわかる動画や、アンケート調査の結果をもとにした「食事に関する困りごと」とその解決のヒントも共有されました。
「平日お昼の栄養は、ばっちりなのでお任せください」という金子先生の言葉が印象に残りました。


給食時間の見学
その後、1年生が実際に給食を楽しむ様子を廊下から見学しました。普段なかなか見られない様子を伺えたことで参加者の皆さんも嬉しそうでした。

給食の試食
教室に戻ると、係の皆さんが準備してくださった給食が配膳され、2つの教室に分かれて試食が始まりました。
メニューは、以下の通りです。
・キムたくチャーハン
・小松菜入り揚げ餃子
・わかめスープ
・牛乳

学校で行われている給食の号令「一口目は野菜から美味しくいただきましょう」を金子先生が呼びかけてくださり、全員で「いただきます」と言って食べ始めました。参加者の皆さんからは「美味しい!」「お腹がいっぱい!」という声や、小さなお子さんが保護者の分を分けてもらい美味しそうに食べる様子もあり、和やかな時間となりました。金子先生は各テーブルを回り、質問にも丁寧に答えてくださいました。




後片付けとアンケート
食後は、子供たちが日常的に行っている方法で食器をまとめ、牛乳パックを洗ってたたむ作業も体験。アンケートにご回答いただき、解散となりました。
「子供が実際に食べているものを味わえて安心できた」
「毎日こんなにしっかりした量を食べているとは驚き」
などの声が寄せられました。
ちなみに、試食した量は、高学年や先生方が食べている量だったそうです。


子供たちが毎日食べる給食に込められた思いや工夫を実感し、安心と感謝を深められるひとときとなりました。
また、今回の受付や配膳、運営はPTAの係活動に参加している保護者の皆さんのお力によるものでした。試食会の参加は1年生保護者限定ですが、2年生以上の児童の保護者でも、お手伝いで参加すれば試食が体験できるとのこと。給食の魅力を体感できる貴重な機会です。
各係活動の内容とお問い合わせはこちらからご確認ください。