令和6年3月1日に「卒業を祝い感謝する会」が開催されました。
この会は4部構成で、6年生児童と保護者からお世話になった先生方へ感謝の気持ちを伝えるものです。卒業式や卒業アルバム制作を含む「卒業イベント」のひとつなので、第1部は卒業対策委員会の保護者の皆さんが企画運営していらっしゃいました。
第1部
参加する6年生児童と保護者の皆さんが体育館に集まったところで開会の言葉がアナウンスされました。
まずは、先生方の入場です。風船で飾られた入り口から、在籍されている先生方と、転出された先生方が続々と入場されました。一人ひとりの先生にエスコート役の児童がつき、手を繋いだり腕を組んだり、花道のスタート地点では思い思いのポーズをとったりして会場が笑顔で包まれました。
和やかなムードの中、次に行われたのは保護者代表あいさつです。6年前の旧校舎で行われた入学式やコロナ禍、そしてこの日を希望に満ちた笑顔で迎える児童たちの成長を喜び、先生方への感謝を伝えていらっしゃいました。
続いて、代表の児童からお世話になった先生方へ記念品と花束が贈られました。黄色とオレンジの明るい印象の花束は、児童たちの眩しい笑顔そのものでした。
第1部の最後には、児童たちへ綾瀬小学校の校章が入った文房具などが贈られました。卒業後も、記念品を使う度に綾瀬小で過ごした日々を思い起こせる素敵なプレゼントだと思いました。
第2部
続いて第2部は代表児童の司会で始まりました。
はじめに、小坂校長先生は『卒業を祝い感謝する会』というネーミングに触れ「小学校卒業というひとつの節目に、いつも支えてくれる身近な人へ感謝を忘れず、そして伝えられる人になってほしい」とお話されました。また、この会をゼロから企画してくださった卒業対策委員会の保護者の方への感謝が伝えられました。
次に、転出された先生方の紹介があり、代表して臼田前校長先生からご挨拶をいただきました。臼田先生は、6年生が1年生の時から5年間、成長を見守り支えてくださいました。旧校舎、仮校舎、新校舎での思い出の数々を振り返り、「小学校生活での様々な経験を自信に、責任ある行動の取れる中学生になってほしい」とエールを送られました。そして、『みなさんは、綾瀬の宝です。20年後、30年後の綾瀬の町を大切にしていって下さい』との懐かしい合言葉。臼田先生の深い愛情と大きな期待を感じずにはいられませんでした。
続いて6年生から『大切なもの』の合唱のプレゼントがありました。残り少ない小学校生活、先生や友だちとの別れを思うと子供たちも保護者の方も、そしてきっと先生方も様々な思いがこみあげてきたことでしょう。
そして歌が終わると子供たちから保護者の方へサプライズの手紙のプレゼント!普段はなかなか言えない保護者の方への感謝の気持ちを伝えられたのではないでしょうか。
1年間、最高学年として綾瀬小を引っ張ってきてくれた6年生。今年度は、すべての行事に実行委員会を設け、6年生全員が何らかの実行委員を担ってきたそうです。今回の『卒業を祝い感謝する会』も実行委員を中心に企画、構成されました。10月ごろから担当児童たちが集まるようになり、毎日のように話し合いを積み重ねて第2部と第3部を完成させました。会が進行される中でも、子供たち一人ひとりが主体性をもって取り組み、仲間と協力しながら作り上げた行事だということがひしひしと伝わってきました。
そんな子供たち手作りの第3部&卒対さんが企画してくださったバルーンリリースの第4部の様子は後半に続きます!!