児童鑑賞日の様子です。
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<4年生>
ステージへの移動前に「(練習の成果を)100%出してください!」と日野原先生から激励を受けた4年生。「はい!」と短く大きな返事が体育館に響きました。
合奏「チキチキバンバン」
大小のたいこ・タンバリン・シンバルの元気なリズムに合わせて、ピアノ・キーボード・鉄琴・木琴のリズミカルなメロディ、大勢の鍵盤ハーモニカとリコーダーが一丸となった、厚みのある演奏でした。聞いているだけで、元気で明るい気持ちになりました。
合唱「ゆうき」
合奏の楽しい雰囲気とは打って変わって、しっとり静かに始まった合唱曲。前半では優しく歌っていた高音も、「ちからいっぱい こえをあげ ゆうきといっしょに おおきくそだつ」という歌詞のように曲の途中から力強くなりました。ソプラノとアルト、各パートごとにしっかりと歌えていて、それぞれの声が届く心のこもった合唱でした。
<5年生>
「音楽会リーダー」を中心に、この日に向けてよりよくなるように練習を重ねたという5年生。
入退場もきちんと整列して静かでした。さすが高学年ですね。
リコーダー奏「ジブリメドレー」
ジブリ作品の名曲「カントリーロード(耳をすませば)」「もののけ姫(もののけ姫)」「風の通り道(となりのトトロ)」「海の見える街(魔女の宅急便)」の4曲をメドレーで演奏しました。
ゆったりと優しい演奏の「カントリーロード」から始まり、「風の通り道」「海の見える街」ではテンポのよい演奏で映画のキャラクターや風景が思い起こされました。「もののけ姫」では力強さも感じられ、見事に4作品の特徴を演奏し分けていました。
合唱「今日から明日へ」
アルトとソプラノにわかれての二部合唱でした。ソフトな歌声で始まりましたが、歌詞のメッセージに合わせた元気な歌声、笑顔、リズムを身体で感じながら歌う様子は、観覧席の児童たちの心を惹きつけていました。最後は美しいハーモニーを聞かせてくれ、退場が始まってもしばらく拍手は止みませんでした。
<6年生>
小学校生活最後の音楽会、並々ならぬ気持ちで日々練習してきたようです。
演奏や歌だけではなく、各学年の楽器の出し入れを手伝ったり、場内のアナウンス、オープニングの「鑑賞マナー」説明など、多くの役割を担っていました。
合唱「大切なもの」
強弱がしっかり伝わる、迫力のある歌声でした。息つぎひとつとってもしっかり揃った合唱は、6年生だからできるのでしょう。最後は丁寧に歌いあげ、心のこもった歌声が会場に響きました。
歌い終わって、ホッとひと安心した児童からは、笑みが溢れていました。
合奏「レイダースマーチ」
ちょうど新作が公開されている映画「インディジョーンズ」のテーマソングで、親世代だけでなく児童たちも聞き覚えがあったかもしれません。(校内の壁にポスターも貼られていました。)
下級生たちも演奏した楽器の他に、アコーディオン、ティンパニーといった楽器も加わって重厚な合奏でした。マーチらしいキレのよい音、ドラムとティンパニーが盛り上げるテンションに合わせて、全体も大波のしぶきのように盛り上がる様子、反転、静かなパートでは鉄琴・木琴の素早い演奏が目をひき、最後はバッチリ揃って・・・さすが6年生!といった圧巻の演奏でした。
終演後に「アンコール」の大合唱と拍手が起こり、それに応えてくれた6年生。観覧席も手拍子で参加しており、演奏する6年生に笑顔が見えました。
こうして、ステージも観覧席も一体となって、笑顔と音にあふれた素晴らしい会は、盛大な拍手で幕を閉じました。
<最後に>
校長先生から各学年への感想と、音楽会のスローガン、そして「1+1=3以上」という言葉が贈られました。
そして6年生代表から「来年も頑張ってください」と下級生にバトンが渡されました。
来年はどんな曲で、楽器で、パフォーマンスで、それぞれの成長した姿を見せてくれるのか、今からとても楽しみです。