令和6年3月25日(月)、綾瀬小学校の第62回卒業式が行われ、132名が卒業の日を迎えました。
1.入場〜卒業証書授与
静かなタッチのピアノの生演奏にのせて、入場してくる6年生。そのメロディーには、5・6年生で歌った合唱曲など、思い出の数々が織り込まれていました。
「国歌斉唱」「区歌斉唱」「学事報告」に続き、卒業生の一人一人に「卒業証書授与」が行われました。卒業生たちは、しっかりとした足取りで舞台に向かい、担任の先生から名前を呼ばれると「はい!」と大きく返事をして、校長先生から証書を受け取りました。
2.校長先生による式辞
「学校長式辞」では、校長先生から、七つの習慣を改めて振り返り「頭では理解していても、実践することは大人でも難しいです。」「自分の夢の実現に向けて走り続けてください。」とエールが送られました。
「足立区並びに教育委員会告辞」「開かれた学校づくり協議会会長祝辞」「PTA会長祝辞」の後、「来賓紹介・祝電披露」では、臼田前校長先生や、懐かしい1年生時の担任の先生方、地域の皆様からのお祝いの言葉が紹介されました。
3.門出の言葉
続いて卒業生全員による「門出の言葉」。今年度は、実行委員を中心に言葉を練り上げ、全て子供たち自身の創作によるものだそうです。 その言葉は、みんなで過ごしてきた月日を振り返り、まるでアルバムを一枚一枚、丁寧にめくっていくようでした。(以下、一部抜粋)
合間に歌った合唱「最後のチャイム」「旅立ちの日に」。その歌詞が門出の言葉と重なり合い、見事なハーモニーとなって、参列者の胸に深く響きました。
最後は「校歌斉唱」で締めくくり、卒業式は終了しました。
4.番外編(その1)花道
クラス毎の記念撮影の後、廊下にずらっと並んだ保護者の花道に見送られ、卒業生たちは校舎を出る予定でした。が、あいにく雨だったため、体育館に戻り、友達や先生方とのお別れタイムが設けられました。
5.番外編(その2)サプライズの合唱
体育館に戻ったそのとき、「みんなー!輪になって!!」の掛け声が。保護者も知らなかったサプライズ企画で、卒業生が声を合わせて「正解」を歌い出しました。担任の先生たち4人を卒業生の大きな輪が囲み、真ん中では卒業式実行委員たちがリードをとります。
最後のフレーズ「よーい、はじめ」を歌った瞬間、全員が一斉に帽子を高く投げ上げました。
おわりに
ピーンと張り詰めた緊張感の中で始まった卒業式でしたが、式の進行とともに思い出があふれ、支えてくれた友達、先生、家族、たくさんの人々に感謝する気持ちが伝わってくる素晴らしい時間となりました。
この6年間、決して楽しいことばかりではなかったでしょう。大切な人との別れもありました。辛いこと、悔しいこともあったと思います。それもこれもぎゅっと詰まった綾瀬小学校。そう、ここが私たちの綾瀬小学校なんだなと、それぞれ感じたのではないでしょうか。
卒業生の皆さんが、それぞれの未来に向かって、健やかにたくましく進んでいくことを願っています。