＜＜＜ 運動会 ・Part１（開会式、１・２・３年生）はこちらからご覧いただけます
４年生
午前の部、最初の競技は４年生から始まりました。トップバッターを飾った団体競技は、『倍倍 TYPHOON!』です。４人一組で一本の棒を持ち、協力して走ります。コーンを回って次の組に棒を渡すリレー形式の競技で、単に速く走る力だけでなく、４人の息を合わせたチームワークが勝敗を大きく左右します。
各クラスが勝利を目指し、緊迫した熱戦が繰り広げられました。前の組との差を一気に縮める組、コーンを回る際にバランスを崩しそうになりながらも踏ん張る組など、一瞬たりとも目が離せない白熱の展開に、観客席からは大きな歓声と拍手が送られました。結果は、引き分け。結果発表では、赤白お互いの健闘を拍手でたたえ合う姿に、４年生の素晴らしいスポーツマンシップを見ることができました。
４年生の表現運動は、『綾瀬我武者羅応援団』。太鼓の音がグラウンドに響き渡ると、赤、黄、水色、緑、ピンクのクラスカラーのメガホンを持った応援団が、力強い足取りで走りながら登場しました。
諦めない心とできないことにも挑戦する勇気を込めて、サンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」に合わせ、全校のみんなを応援するメッセージを込めて踊りきりました。メガホンを片手に、低学年の頃とは一味違う、キレと力強さのあるダンスを見せてくれました。
一生懸命な４年生の姿は、まさに観る人すべてに勇気をくれるエールそのものでした。
『短距離走８０m』では、昨年に比べ、一人ひとりの地面を蹴る力が格段に増し、力強い走りを見せてくれました。コーナーのあるトラックをものともせず駆け抜ける姿はさすが高学年の走り！と感嘆させられました。
来年はいよいよ距離が伸びて１００mとなります。
今日の達成感をバネに、１年後、さらに成長した姿を見られることが今からとても楽しみです。今後の活躍に期待せずにはいられません！
５年生
最初の競技は『短距離走１００ｍ』でした。
昨年度から２０ｍ長くなったコースですが、さすが５年生！少し緊張の面持ちの児童もおりましたが、スタートのピストルの合図を聞くや否や、全力スタートダッシュ！そして颯爽とカーブを曲がり、ゴールまで力強く堂々と駆け抜けました。
次は、表現運動『ＦＲＡＧ ＦＩＶＥ』です。
「やってみよう」の歌に合わせ、赤・青の２色のフラッグを使い、キレの良いカッコいい表現運動を披露しました。まるでフェンシングのような突き、音楽に合わせ大胆にはためくフラッグ、全員の息ピッタリの舞いがとても心地よく、勇敢でかっこいい表現運動でした。
５年生最後の競技は、団体競技『ＲＥＳＣＵＥ 縄引き』です。
この綱引きは通常の綱引きとは一味異なり、スタートの合図で綱引きが始まる中、レスキュー隊の子供たちがトラックを走り、綱引きロープ後ろに加わり加勢します。お互いのレスキュー隊がいかに早くロープに到着し、パワーアップするかが勝敗を分けるポイントとなります。
１回戦目は引き分け。２回戦目は赤組勝利！白組惜しかったですね。大変盛り上がりました！
来年は最高学年となります。ますます期待が高まりますね。
６年生
６年生最初の競技は、『短距離走１００m』です。昨年度よりも成長した身体で腕を大きく振り、力強く地面を蹴り上げながら駆け抜けていく姿にたくましさを感じました。
今年の団体競技『AYASE PRIDE〜秋祭り〜』は、旗取りと騎馬戦の二刀流。旗取りの２回戦での勝利の分、騎馬戦の騎馬を増やすことができます。そして、最終的な勝敗は騎馬戦の１回で決まります。
まずは、騎馬戦の勝敗を大きく左右する旗取りです。笛の合図がなると、１回戦目はタッチの差で赤組の勝利でした。２回戦目は、絶対に負けられない白組が正面突破であっという間に旗を取り、１勝１敗で１騎ずつ騎馬を増やせることになりました。
いよいよ勝負を決する騎馬戦です。赤組は、大将を囲って守る作戦、白組は、大将が敵から距離を取っている間に、他の騎馬が赤組を攻め込む作戦のようです。赤組大将の周りで騎馬が帽子を取り合う中、隙を突いて白組が赤組の大将の帽子を取り、白組の勝利！！
責任重大な大将を努めた両大将、お疲れさまでした！
今までの６年生を見て、いつか自分たちも踊るんだと憧れてきた『綾瀬ソーラン』。この日に向けた練習は、夏休みの前から始まっていました。５人の先生方もおそろいの法被を着て肩を組み、お馴染みの合言葉「真っ向勝負！わっしょい！！」で子どもたちのボルテージは最高潮。
クラスごとにデザインして描き上げた大漁旗。全員が一体になって表現した波。たくさん練習してキレキレに仕上げたソーラン節。観客を巻き込んで盛り上げたクライマックス。どれもすべてが今年の６年生らしく、子どもたちの真剣な表情に感動もひとしおでした。
リレー
今年度の運動会では、低学年と高学年に分かれてリレー競技が行われました。各チームは３学年の男女１名ずつ、計６名で編成され、１年生と４年生の男子からスタートし、３年生と６年生の女子がアンカーを務めました。赤白それぞれ２チームずつ、計４チームが順位を競いました。
『低学年リレー』では、１人が半周ずつ走り、円形のバトンを丁寧に渡していきました。学年を越えて力を合わせる姿は、まさに運動会の醍醐味。放課後に残って練習した成果が感じられ、どのチームも最後までバトンをつなぎきりました。
『高学年リレー』は、１人がトラックを１周する迫力あるレースでした。運動会最後の競技ということもあり、児童席の声援にも熱がこもりました。抜きつ抜かれつの接戦の末、アンカーが追い抜いて順位を逆転する白熱の展開となりました。
選手の走りはもちろん、声援を送る児童や保護者の姿にも一体感があふれ、会場全体が熱気に包まれた瞬間でした。
閉会式
『高学年リレー』の興奮さめやらぬ中、全学年児童による『整理運動』が始まりました。
お昼に白組・４６７点、赤組・４７５点の僅差で折り返した得点の結果が気になるのか、運動しながらソワソワする様子も見られました。
『閉会式』が始まり、待ちに待った得点発表がありました。得点係の児童が、１桁ずつ発表します。みな固唾を飲んで見守る中、
なんと１点の差で赤組が勝利を掴みました。歓喜に沸く赤組と、拍手で健闘を称える少し悔しそうな白組。
代表児童が話してくれたように、赤組も白組も今まで積み重ねてきたものを全力で出し切ることができ、とても良い顔をしていました。当日は競技が進むにつれて少し雲が出てきて肌寒い気温となりましたが、綾瀬小学校の校庭だけは最後まで児童達の前向きな熱気に包まれていたように思います。
本番までご指導してくださった先生方、騒音などでご不便をおかけした近隣の皆様、スムーズな参観を実現してくださったPTAの方々、いつも支えてくださっている保護者の皆様、本当にありがとうございました。
おまけ
応援団
５・６年生の『運動会』の係活動の中でも、下級生のあこがれの的である「応援団」。今年も、声が枯れるまで全力で各競技を応援していました。
開会式のエール交換や応援歌では、これから始まる運動会への期待が高まり、会場全体が一気に盛り上がりました。競技に合わせて行う応援では、掛け声やタイミングを自分たちで工夫しながら決めていました。最初は照れくさそうにしていましたが、次第に恥ずかしさよりもチームを想う気持ちが前面に出て、心のこもった声援へと変わっていきました。
また、応援団のメンバーだけでなく、児童席の下級生を巻き込んで応援をリードする姿も印象的でした。赤組・白組それぞれが一丸となり、学校全体が一体感に包まれました。
さらに、６年生の競技中には、５年生が中心となって応援を引っ張る姿も見られました。来年度の『運動会』では、最高学年としてより大きな声と力で下級生を導いてくれることでしょう。
係活動
６年生を中心とした高学年の子どもたちは、『運動会』の運営に大切な役割を担ってくれていました。
「係活動」として、応援団、用具係、採点係、審判係、出発係、準備・整理運動係、装飾・児童管理・会場係と、自分の出場種目以外にも目まぐるしく活躍していました。力強く声を張り上げ赤組白組を盛り上げた応援団、我先にと走り出し用具の片付けをする子、低学年に優しく声をかけて誘導する子、スターターの先生のサポートをする子、徒競走や団体競技での得点を計算する子。表に見えても見えなくても、どれもスムーズな進行のために欠かせない仕事です。
『運動会』という大きな行事をみんなで協力して無事に終えられたこと、自信に繋げてほしいです。本当にお疲れさまでした！