長い長い夏休みが始まりました。猛暑日、酷暑日が続く毎日ですが、子供たちは元気一杯!今回はそんな元気な子供たちの笑顔が光る、サマースクールの様子をご紹介したいと思います。

 サマースクールとは、夏休みの始まりと終わり頃に、各学年3日間ずつ午前中に学校で開講される、希望者向けの授業、そして図書室の開放のことです。希望する全ての児童が参加可能なものは「夏季水泳指導(プール)」、「自習室」、「図工教室」、そして図書室で過ごせる「図書室開放」の4つのプログラムで、こちらを取材、見学させていただきました。

 取材当日の「プール」、対象学年は3、4年生です。朝から蒸し暑く気温も高かったのですが、なんとか水温も高くなりすぎず実施することができ、たくさんの子供たちが受付をして、開始時刻を待っていました。夏のプール、思いっきり楽しんで来てね!


 そして、「自習学習」の教室も覗かせていただきました。子供たちは学年ごとに一つのクラスに集まって、自分のやるべきことにしっかり取り組んでいる様子。人数がそれほど多くないので、落ち着いて先生にじっくり見ていただける贅沢な時間。お家ではなかなか集中できなくても、ここに来て気分転換をしながら学ぶことができるのはとても貴重な機会です。先生方、ありがとうございます。


 図工教室からは楽しそうな話し声が聞こえてきました。こちらは、「夏休みポスターコンクールに出品する作品を制作する」という内容で開講されています。まずは、①「人権ポスター」②「明るい選挙ポスター」③「交通安全ポスター」の3つのテーマからどれか一つを選びます。そして、それをどのように制作していくか、子供たちは先生と密に相談しながら進めている様子。社会の仕組みに思いを馳せながら、考えや気持ちを自分の言葉と感性で表現していくというのはとても素晴らしい体験ではないでしょうか。


 最後に図書室にもお邪魔しました。図書室の入り口に飾られたPTAの図書ボランティアの皆様が作った朝顔の紙飾りが涼しげです。ちょうど夏休み前半最後の開室日ということもあり、多くの子供たちが図書室に訪れていました。「調べる学習」についての特設コーナーもあり、過去の受賞作品の展示を読みながら、子供たちが皆、充実した夏休みを過ごしてくれることを願う気持ちになりました。


 サマースクールは8月後半にまた開講されます。そして、学校再開は9月2日(月)からになります。暑さに負けず元気で過ごしてください!