令和6年7月12日(金)、13日(土)に音楽会が開催されました。今年のスローガンは『感動を呼びおこせ!輝くあやせハーモニー!』です。

1年生

 トップバッターは1年生。1年生にとっては初めての音楽会、少し緊張の面持ちで入場です。1曲目は『うちゅうじんにあえたら』を斉唱しました。「宇宙人に会えるかな?」という呼びかけから始まった歌唱は、全員で空を指さすなど振り付けが可愛く揃っていました。

 2曲目は『たいようのサンバ』を斉唱しました。歌詞の一部を工夫してオリジナルにしてあり、手拍子をしながら、元気に歌ってくれました。

3年生

 3年生の1曲目は『MUSIC』の斉唱です。一人一人が色とりどりのカラフルなTシャツを着て個性を出しながら、全員の歌声は力強く綺麗で一体感を感じました。

 合唱奏『学校公開の歌』。この曲もところどころ歌詞を工夫した、綾瀬小学校のオリジナルです。合唱と合奏が交互に入れ替わり、歌と演奏を組み合わせて楽曲を表現してくれました。3年生になって初めて習ったというリコーダーの演奏も、みんなとても上手でした。

5年生

 “宇宙”をテーマに合奏・合唱を魅せてくれた5年生。合奏『銀河鉄道999』では手拍子、足踏み、ひざなどを使ってのボディパーカッション。コール&レスポンスで会場を巻き込み、盛り上げます。銀河鉄道999や車掌、宇宙人達が登場すると「わぁ!」と、大きな歓声が上がりました。

 そして合唱『COSMOS』。楽しい雰囲気から一転し、心地よいピアノの旋律と心に染みる歌声。なんて美しいハーモニー。5年生127名が、まるで宇宙に広がる一つ一つの星のよう。壮大な宇宙に、会場が包み込まれたような気持ちになりました。

2年生

 斉唱『ともだちになろうよ』からスタートです。「ずっとずっと友達でいようね」と、元気いっぱいの2年生。159名の明るく大きな歌声が響き渡ります。会場も、歌声に合わせて左右に体を揺らしたり、手拍子をしたりと盛り上がりました。

 合奏『こいぬのマーチ』では4つの場面、子犬たちの心情に合わせて曲調が刻々と変わります。青空にウキウキしたり、突然の雨に心細くなったり。木琴や鉄琴、鈴、タンバリンが場面に応じて効果的なリズムを刻みます。とても真剣な表情に成長を感じました。

4年生

 4年生はどちらも有名な映画の曲です。合唱『風になる』は映画『猫の恩返し』の主題歌で、いつも見守ってくれる人が傍にいてくれることを信じてほしいという思いがきれいな歌声に乗って伝わってきました。歌を作っていく中で、身近に自分を成長させてくれる人がいると気付いたのかもしれないと感じさせてくれる合唱でした。

 合奏『彼こそが海賊』では、一転して荒れ狂う海さえ、ものともしない迫力がありました。低学年が終わって視野も段々と広がってくる4年生。まさにこれから航海に出て行こうとする強い意志と、音楽会への意気込みが感じられました。

6年生

 最後を飾ったのは6年生。合唱『変わらないもの』は6年間の想いを込めて、自分たちの変わらないもの、変えたくないものを美しく歌い上げてくれました。ソプラノとアルトがお互いの音を聞いてハーモニーを作っており、さすが最上級生だなと感心しました。

 合奏『情熱大陸』では、早いリズムもしっかりと響かせ、心がワクワクする素晴らしい演奏をしてくれました。演奏が終わるやいなやアンコールが起き、全校児童で1つの曲を演奏しているかのような一体感が生まれました。

 たくさんの練習を重ねて臨んだ音楽会。子供たちも他の学年の演奏を鑑賞し「来年にはこんな演奏ができるようになるのかな」、「6年生になったら下級生たちからアンコールと言ってもらいたい」、と将来に夢を馳せたことでしょう。また、「初めての音楽会は緊張したな」と懐かしく思う場面もあったかもしれません。

 一人一人の声、一つ一つの楽器の音がまとまり、“あやせハーモニー”となって輝いていました。鑑賞した保護者の皆さんも、子供の成長や豊かな音楽に心が震えるような瞬間があったのではないでしょうか。