令和6年12月21日(土)、綾瀬小学校体育館にて金管バンド部&お囃子部のクリスマスコンサートが開催されました。もともと、金管バンド部が今年度練習してきた曲を保護者向けに披露する会でしたが、部活動の地域移行に伴い共に盛り上げていこう!と今回の合同開催が実現しました。

第1部  お囃子部

 第1部はお囃子部です。おそろいの法被に裸足で登場したお囃子部の面々。
 1曲目は『ぶち合わせ太鼓』。もともとは大漁を祈願して叩かれた太鼓とのことで、勇ましさを感じる曲です。見どころは一つの太鼓を三人で代わる代わる打つ場面。華麗なターンに法被がはためき、圧巻でした。

 2曲目『夏まつり』では太鼓の縁を軽快に打ち鳴らしたり、バチとバチを打ち合わせたり、元気な掛け声に場の雰囲気は盛り上がります。3人で一つの太鼓を叩く場面では、皆が呼吸を合わせている様子が伝わりました。続いての『酣-たけなわ-』では鉄琴の軽やかな音も加わり、地面から湧き上がるような静かな音から、体育館中に響く迫力のある音まで、たくさんのエネルギーに溢れた演奏でした。

 和太鼓の音は耳で聞くというより、身体に響く音です。観客もその振動と音に圧倒されつつも、自然と足でリズムをとったり、体を揺らしたり、魅了されていたようです。1年の締めくくりにふさわしい、聞きごたえのある演奏でした。

第2部  金管バンド部

 続いて第2部は金管バンド部です。部長の指揮で始まったのはお馴染み我らが『綾瀬小学校校歌』。
次に、「ゴーゴーゴー行くぞー!」のかけ声と児童2人の指揮で『運動会の歌ゴーゴーゴー』。参加した児童の歌声で一緒に盛り上がりました。

 『勇気100%』は、何度も耳にしたことのあるアニメソングですが、金管バンドアレンジになるとそれぞれの楽器の音色が幾重にも重なり、とても豪華でかっこいい雰囲気でした。『ふるさと』は、金管バンド部児童の独唱とともに、ノスタルジックで壮大な演奏でした。

 ここで東綾瀬中学校吹奏楽部生徒によるアンサンブル『あの坂の向こう』。鑑賞していた児童は中学生部員の技術力の高さに驚き、感動していたようです。そして大人メンバーによる『あわてんぼうのサンタクロース』は、歌も交えてとても楽しく、クリスマス気分を味わえました。

 そして音楽の夕べでも演奏した『プリンセスメドレー』と定番のクリスマスソング『サンタが街にやってくる』。リズムに合わせて体を揺らしたり、手拍子したりとお客さんも一緒に楽しんでいました。
そしてアンコールの『ミッキーマウスマーチ』で幕を閉じました。

 綾瀬小金管バンド部員28名に加え東綾瀬中学校吹奏楽部員と、金管バンド部のパートレッスンなどを指導している外部講師の先生や綾瀬小の先生、その他サポートメンバーで演奏した今回のクリスマスコンサート。迫力ある演奏でたくさんのお客さんを楽しませてくれました。

 金管バンド部のみなさん、お囃子部のみなさん、今日までの練習お疲れさまでした!
そして、また次回の演奏会も楽しみにしています!!