2月18日(土)の授業後、春を感じさせるぽかぽか陽気の中、校庭にレジャーシートを広げてお弁当をニコニコしながら食べている6年生の姿がありました。本日はPTA主催の6年生イベントの模様をお伝えします。
お弁当を食べ終わった後は体育館に荷物を置き、イベント係から謎解きイベントの説明を受け、思い思いの名前を付けた1チーム5~6人のメンバーは教室である会場に向かいました。
ファーストステージは3・4階に問題が貼ってあります。廊下の角を曲がると、ひげメガネの扮装をした怪しさ満載の先生や様々な問題を出す先生が場内を歩き回っています。先生は、大きくなった6年生に揉みくちゃにされながら答えを見せないように逃げまどったり、じゃんけんをしたり…。先生との楽しい駆け引きもあります。ファーストステージをクリアすると恐ろしい門番に扮した先生がセカンドステージである5階に続く階段の前にヒントカードを持って待ち構えていました。セカンドステージはやや難問なのでヒントカードを3枚まで使えます。使うと1枚につき1点マイナスされてしまうのでなかなか使いたがらないチームが多かったです。しかし、終了時間が迫るとヒントカードを上手に使うチームが続々と現れました。6年生らしくルールを守り、チーム一丸となって謎を解く姿や屈託のない笑顔にイベント係もイベントお手伝いさんも和まされました。謎解きイベント中、PTA保護者には多目的室で連合運動会のスライド上映をご覧いただきました。
謎解きイベントの後はクラス対抗ラケットボール運びリレーです。バトミントンラケットにクラスカラーのソフトビニールボールをのせて校庭を一人半周走ります。走ると落ちるので慎重になる子、勢いで走ると意外に落ちなくて走り切る子と三者三様でしたが、クラスメイトの応援でさらに頑張ってくれました。アンカーは各クラスの先生。体育会系である男性の先生は校庭一周を羽根つきの要領でボールをバウンドさせながら走ります。子ども達は各クラスの先生に駆け寄って、熱のこもった応援をしていました。ラケットボール運びリレーの1位は1組、2位は4組、3位は2組、4位は3組でした。その後、謎解きイベントの結果発表があり、1位~3位までのグループはイベント係作成の賞状を授与されました。子ども達全員に制服のエンブレムと同じデザインの入ったクリアファイルと校長先生がデフォルメされた『貼って剥がせるステッカー』を貼ったミネラルウォーターが配られました。
『コロナのあおりでイベントの少なかった6年生のために思い出を作ってあげたい』という思いでイベント係が今回の企画と運営をしました。仕事・家事・子育て・病気療養などそれぞれの事情がある中、子ども達の笑顔のために『出来る人が出来る時に』の合言葉のもと、それぞれが得意分野を生かして準備をしました。確かに大変なこともありましたが、イベントが終わってみるとイベント係もイベントお手伝いさんも『やって良かった。楽しかった。』と口にしていました。最後になりましたが6年生の皆さん、学校を使ったこの日のイベントのことを思い出して笑顔で中学校生活を送ってくださいね。